2014年05月31日

近道を教えましょう

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呼吸法はオフィスの椅子の上や、自宅の床に仰向けになってもすることが出来ます。

もちろん、運転中や通勤電車の中でもできます。

 つまり、ところを選びません。

 ところが意識的な呼吸を始めると、大抵の方は呼吸に意識を向け続けることの困難さに直面します。

 これは、常に自分と一緒にいることの困難さの現れです。

 この困難さを克服する道は、ただひとつ。

 淡々と継続することです。


 外の出来事に、ただ反応して判断・行動する習慣がついてしまっているので、

自分と一緒にいるということが、非常に難しいように感じているだけなのです。

 すぐに結果・効果を期待するのは、無駄というものです。



 なぜなら習慣とは、毎日の小さな積み重ねで形成され、

自動的に行えるまでになったものだからです。


 習慣を変えるには、今までと違った新たな行動を毎日取り続けることしか方法は無いのです。

 いわば、習慣の上書きの作業を淡々と続けていくこと。

病気治しも、体質改善も同様です。


 病気も体質も性格も、すべては毎日の積み重ね、

習慣によって出来上がっているからです。

 急がば回れ。


 これが遠いようで、最も充実した生命力への道、健康に至る近道です。


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posted by いおり at 10:32| Comment(0) | TrackBack(0) | 呼吸の効用

2014年05月28日

呼吸に意識を向ける(3)

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 人は生まれてすぐに、大きく息を吸い込み、オギャー!っという声と共に大きく息を吐き出し、

人生が始まる。

 そして人生は、息を吐いて終了します。

文字通り『息をひきとる』のだ。

 天の気=空気  地の気=飲食物 

人間は、この天地の二気を自らに取り入れ、生命を維持する。


 陰気である地の気=飲食物は、人体の物質的基盤を形成する。

 陽気である天の気=空気は、人体の機能を維持・促進する。

 この天地・陰陽の気によって、あらゆる生命は個体を維持しています。


 この呼吸と飲食物を、軽んじて良い訳がない。


 人間は数日間、水以外のものを飲食しなくとも、生命を維持出来る。

ところが呼吸は、ほんのわずか数分間止まるだけで、死に至ります。


 このことからも分かる通り、呼吸の状態は、即心身の状態に現れる。


 このことは、非常に重要であると何度強調しても、過ぎることは無い。

 これほど大切で重要な呼吸が、健康法として国の政策や教育、

マスコミに大きく取り上げられないのは何故か。


 その理由は、呼吸には費用も道具も必要ないからです。

 飲食物と違って、お金がかからない。つまり消費経済につながらないからです。

 経済効果を、生みにくい。とりわけ巨大化した健康産業にとっては。


 呼吸に意識を向けながら、ご自身の身体の感覚に焦点を合わせる時間を持ちませんか。

 ほんの、10分あれば十分足りることです。

 「なかなか忙しくって・・・」という方。

1日24時間の内、10分という時間を惜しむほど切実な日常でしょうか。


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posted by いおり at 09:51| Comment(0) | TrackBack(0) | 呼吸の効用

2014年05月26日

呼吸に意識を向ける(2)

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呼吸法そのものは、いたって簡単です。


生まれてすぐ、だれに教えられることもなく、自然に・自発的に行ってきたのですから。


呼吸の基本は、天然・自然の赤ん坊の呼吸に習います。


穏やかで柔らかく、呼吸の動きが全身に伝わるような呼吸です。


大人になる過程で、様々な制約や葛藤を生じるため、気がつかないうちに呼吸を殺してしまうのです。


僕は、呼吸に意識を向けることを推奨していますが、これは言わば動的瞑想法とも言えます。


意識的な呼吸は、ヨガや気功、坐禅やヴィパッサナ、武道などあらゆる世界で用いられています。


阿吽(あうん)の呼吸、息が合うなどという言葉は、人と協調する場合に、いかに呼吸が大切なものであるかを示唆しています。


呼吸を整えるとは、心を落ち着かせ、冷静に事に対処する場合に用いられる言葉ですね。


 呼吸が浅かったり乱れていると、人との関係に不調和を生じやすくなりますし、自分が望んでいない・意図しない判断や行動につながりやすくなります。


 呼吸は、無意識的にも行っていますが、意識の光を当てると、たくさんのギフトを手にすることが出来ます。


「いま」自分は、どのような呼吸をしているのか。


それは、「いま・ここ」の自分と向き合うことです。


自分の呼吸に意識を向ける・・・習慣にしてみませんか。

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posted by いおり at 07:14| Comment(0) | TrackBack(0) | 呼吸の効用

2014年05月24日

呼吸に意識を向ける(1)

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 我に帰るとは、外界に心を奪われて、自分をおろそかにしてしまってる状態から、帰って来た時に使われる言葉。

 ところが我を失っていても、それに気づいていない人が多い。

 囚われている心に、気がついていないのだ。


 時々で良いので、自分の呼吸を「ただ感じてみる。」

 呼吸と一緒にいるということは、「いま・ここ」にいること。

 このようなことをしたからと言って、今すぐ何かが変わるというものでもない。

 しかし今の自分は、昨日・今日出来上がったのではないはず。

 毎日の小さな積み重ねで、今の自分が出来上がっている。

いつも自分と一緒にいる習慣が身に付くと、次第に何かが変わってきます。



目の前のささやかなことに目を奪われて、最も大切にしたかったはずの自分の心。

その心の方向性、実現したいこと、実感したいことを見失っていませんか。


 見失ってしまうと、なんとなく「これで好いんだろうか・・・」「この先、どうなるんだろう・・・」って思いが勝手に浮かびあがってきます。

そう、なんとなく不安な気持ち。


そんなところに、つけ込むように、病は生じます。

 意識が、「いま・ここ」に存在していることの大切さを、是非とも認識して頂きたい。


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posted by いおり at 07:03| Comment(0) | TrackBack(0) | 呼吸の効用
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