2015年09月04日

健康5カ条


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 朝の日差しを感じるのって、久々のような気がします。


 なんか、太陽ってありがたいよな〜、って感覚が自然に沸き起こって来ますよね。



 みなさま、おはようございます。


 さて、先日『健康の秘訣があるとすれば原則的で簡素な、ごく当たり前のことになります』と申し上げました。


 健康とは、トータル、総合的な状態』なのだということを、しっかりと押さえておいてくださいね。


 これをすれば、このようにすれば、これを飲めば食べれば、健康になれるというものではないのです。


 当 『いおり 鍼灸院』では、通院されてる方に毎月冊子  「いおり通信」をお渡ししています。


 毎号の冒頭に必ず掲げているのが以下の「健康5ヶ条」


 健康5カ条

 1.穏やかで平和な心 ⇔ ささくれ立つ心

 2.四季に適った生活 ⇔ 季節感の喪失

 3.清潔で整った服装・飲食・言葉・呼吸 ⇔ 服装・飲食・言葉・呼吸の乱れ

 4.早寝早起き ⇔ 夜更かし

 5.そして健康を忘れる ⇔ いつも健康のためにと気にかける



どうでしょう、簡単なことのようで、難しい健康5カ条』


 物事の真理は、ごく簡単でシンプルなことにあります。


 病気も健康状態も、同じです。


 この基本的な真理を無視して、何事も成り立ちません。


 重力は目に見えず、普段意識して感じることは無くても、真理・法則として私たちが生きていくために働いている力です。


 『健康5カ条』は、この事と同じです。


 毎日毎日、一瞬一瞬の心の状態や生活の在り様が、身体の状態に現れます。


 常に自分と共に、在ることの大切さ。


 今、自分がどのような呼吸をしているか。


 そのことに気づくだけでも、健康状態のみならず、生き方が大きく変わるきっかけになります。


 ぜひ心がけてみてください。


 結果すぐに世界が大きく変わって見える・・・ようなことはありません。


 しかし少しずつでも、確実に望む変化が訪れます。


 毎日毎日あきらめず根気よく積み上げて、自分が実現したい人生をしっかりと歩みましょうね。


 では本日も、気持ちよく過ごしましょう!




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2015年09月03日

健康への願い


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 朝夕めっきりと涼しく、鈴虫の音が耳にやさしく届く季節になって参りました。


 みなさま、いかがお過ごしでしょうか。


 当ブログでは、こうすれば健康になれるとか、こういうものを食べれば健康になれるといった具体的なHow to は、ほとんど書いていません。


 なぜなら、そのようなものは存在しないからです。


 あるとすれば原則的で簡素な、ごく当たり前のことになります。


 例えば有機栽培、無農薬の自然食品。身体に良いように思えます。


 確かに、自然の風雪に耐えながら力強く育った食物には、精が満ちています。


 当然、ハウスものに比べて、風味も良いですしそのようなものを食べればおいしく感じますし、身体にも良いのは当然ですが、健康という全体性のなかのホンの一部分のことです。


 そしてその一方で毎日、怒りや嫉妬で心を焦がしたり悩んでみたり、


夜寝る時間は午前を過ぎ、


お腹が空いていないにも関わらず日常的に間食をし、


絶えず時間に追われて心と口を忙しく働かせていて、はたして健康的と言えるでしょうか。


 これでは、なんらかの病気にならないのが不思議なくらいです。


 現代は、情報と物が溢れているので、押さえるポイントとしては節制こそが必要なことです。決して、消費ではありません。


 考えてみてください。江戸時代の食べ物は全て自然食品です。それで当時の人が病気もせず、健康的に生きてきたのでしょうか。


 ちなみに、最も医療を必要とした階級は、社会的地位の高い人たちや都市部の人たちです。


 地方の庶民は、自由気ままに生きることが出来たからだと、筆者は考えています。


 健康とは、もっとトータル、総合的な状態です。


 健康をうたっている商品は、非常に多いです。


 当院の初診時にお聞きするのですが、ほとんどの方がサプリか自然食品を摂っておられます。


 物事の在り様の本質をしっかりと見極め、健康に生きたいという、誰でもが持っている願いを是非実現して頂きたい。




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2015年07月08日

病が治るとは

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 症状の消失が、必ずしも病が治ることにはなりません。

 病を来した、本当の原因が解決できてこそ治ったと言えるのです。

 人は、なぜ病むのでしょうか。

 大局的に一言で現せば、自然の道理に逆らっているからです。

 不自然さが現れる大きな要因は、以下の3点です。。

1.飲食の不摂生・不適切
2.感情の過不足
3.就寝時間と起床時間

 この3点は、人の心が表現し、行動する結果です。つまり、この3点にその人の心の状態が現れるということです。

 知らないで行っていたことに対して、道理を知って改めることができるのでしたら、それで事は済みます。

 しかし、『自然の在り様』に沿うことが、禁欲的になってしまい、苦痛となってしまう場合は、心の在り様に深く、じっくりと向き合う必要があるのです。

 甘いものが・お酒が止められないのは、なぜでしょう?

 食べても飲んでも良いから、きちんと自分に向き合うことが重要です。

 そこに病の本当の原因があるだけでなく、人生をより豊かに、感動的に、そして充実して生きる大切なことが内包されているのですから。


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2015年03月14日

責任の所在

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 自分自身の心の中に、感情や思いが鬱積している事を自覚できない人が以外と多い事を以前に書きました。

 では、感情や思いが鬱積していることを自覚できているのだけれど、どうすればいいのか分からないとおっしゃる方。

 対処療法的には、思いっ切り楽しいことや遊びに行くなどして、開放的な気分になることです。

 お酒で発散されてる方もいらっしゃいます。

 ところが現実の生活や職場に帰ると、あっという間に元に戻ってしまう・・・

 ストレス発散!なんてやっていても、心のゴミは、次から次へと溜まっていく・・・


 いくら発散したからと言って、現実は何も変わらない。

 その場限りの、対処療法でしかないからですね。そうやっているうち、いつの間にか身体は傷んでしまう・・・なんか一時的な鎮痛剤やステロイド剤のようですね。


 現実的な家庭や職場が悪いのか、それとも自分の心の鏡がおかしいのか。

 大抵の方は、鬱積した自分の不快な状況を相手や外の場のせいにしたがります。


 おまえはいつも、俺の感情を逆なでにする・・・etc

 相手によって不快になる、他人や周囲の状況で自分の心の快・不快が左右される。自分の弱さを露呈してる人、ゴロゴロいらっしゃいます。


 人を自分の都合に合わせて動かそうとしたり、相手を変えようとするには、相当なエネルギーを費やさなければなりません。

 しかも、徒労に終わる場合が多い。

 さらに場というものは、多くの人の関係性の上に成り立っているものですから、そうそう簡単に、すぐには変える事ができないことが多いものです。


 すぐに気がつき、変える事ができるのは、自分の受け止め方、考え方、凝り固まった信念に自分自身で光を当てることです。

 誰しもが仕事に対しては、経済的なことと同じくらい、実はやりがいを求めています。

 やりがいや生きがいを感じていると、目の前の困難さは、やりがい度・充実度を向上させ、人を生き生きさせます。


 ちなみに、やりがいや生きがいは、与えてもらうのではありません。

 自分の感覚で、みつけるものです。



 今ここに、恋人と出会ったばかりのAさんと、恋人と別れたばかりのBさんが、同じ晴れ渡った青空を見上げていたとします。

 Aさんは、広がる青空にウキウキとした喜びと希望を感じます。

 Bさんは、広がる青空に沈んだ気持ちで絶望と孤独を感じます。

 もうお分かりのように、その時の自分の心の状態によって同じ空を眺めていても、青空が全く異なって映ります。

 雨が降ると、恵みの雨に感じる人もいれば、せっかくの予定が台無しと、恨めしく思う人もいるわけです。

 人はそれぞれ自分を中心に、それぞれ異なる立場で人は、ものを見て考え行動します。


 ある人はどんどん生き生きとし、反対に落ち込み、くすんでいく人がいるのは、世の中が悪いわけでも不運であるからでもありません。

 自分が、今目の前に起きている現実をどのように捉えるか、そして捉えているのか。この1点だけです。

 目の前の現実は、中立。それをどのように心の鏡に写すのかは、完全に個人の自由です。


 確かに、劣悪な場というものも存在するでしょう。自分にそうだと確信が持てるならば、思い切って相手や場を変えれば好いのです。

 体調を崩しそうなくらい寒いと感じたなら、暖かい部屋に移動するように。



 孤独になることや経済的に不安?

 予期不安で、生き難くしていませんか?



 前にも進めず、退くこともできず、さりとて今の状態も受け入れられない・・・

 身動きとれなくなってしまってる状況に、なにか都合の好い理由をくっつけていませんか?



 病弱であると言うことも、その理由に良く使われます。

 自分がいま病気であることが、とても都合好い人がたくさんいます。

 それに群がり留まることに、手を貸す医療産業。

 時に、医療にかかる場合もあるでしょう。それが悪だとは申しません。

 ただ、自分の身体に対する責任を放棄しないことです。

 現代医療は、病の本当の原因を教えてはくれません。

 外からやってくるウイルスやアレルゲンによって発病する?

 被害者に、ならないことです。

 循環器機能や免疫機能の不全によって発病する?

 自分の毎日の生活や環境と切り離して、まるで機械の故障のように自分を見ないことです。




 現代は、格差社会といわれていますが、なにも今に始まったことではありません。

 江戸時代の武士と農民の格差なんて、現代の比ではありません。昭和の財閥と庶民も同様です。

 戦後、1億総中流化と言われた格差是正の時代を経て、今後は反対にあらゆる分野で格差は、広がると予測されます。


 目には見えない、人とは比較できない心の在り様、身体の健康状態も含めてです。

 なぜなら、選択の自由は広がっているにもかかわらず、目の前の現象の背景にある本質を観ることのできる人が少数だからです。



 自分の心と体に起きている症状や現象の背景になにがあるのか。


 自分に起きている事の、責任の所在をどこに求めるのか。


 これを観ようとする人と、そうでない人との健康状態の隔たりは、確実に広がっていくでしょう。

 みなさま、病気は事故のように、ある日突然、偶然に起きるものではないのですよ。


 先ずは、心穏やかに飮食を正し、夜は気を休めてぐっすり眠り、朝は一日の始まりを嬉しく感じる・・・


 このような生活を、養生と言うのです。




 ※『一の会 養生講座』の今後の予定。

   筆者金澤による『呼吸瞑想会』−4月11日・5月9日・6月13日
   永松周二先生による『気を意識した体の使い方』−3月28日・4月25日・5月23日・6月27日
   に開催いたします。ご興味を持たれた方は、いおり鍼灸院までお問い合わせください。



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2015年02月21日

特別なことは、ムダ

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 健康を維持するために、健康を回復するためにと、サプリ、健康食品、薬膳、マクロビなどをされている人、多いです。

 大変失礼ながら、大切なものを忘れて、そのように何か特別なことをするのは、ムダですよ。

 それよりも、もっともっと大切にして頂きたい「あたりまえ」のことがあるのです。

 まずは何と言っても、心が穏やかで平和であること。

 このことを忘れて、何をしてもムダというものです。


 西洋医学では、たいそうでもっともらしく、難しい病名が付けられますが、病名がついたとたん主人であるはずの自分自身の心身が、どこかへ行ってしまいませんか。

 そんなのって、悲しいと感じませんでしょうか。


 病気は、自分自身が作ったものという認識は、絶対的に必要です。


 自分で作ったものであるからこそ、自分で治せるのじゃないですか!


 これを、医療に頼り、まかせっきりにするのは、無責任というものです。


 是非とも、ちゃんと自分で自分の責任の取れる道筋を示してくれる、医療を受けて下さい。





 ところで、心の在り様で、病になる?

 そうなんですよ!

 なにも、精神疾患、自律神経疾患に限りません。


 病は、発病したときに初めて、ご自身の心身が「おかしい」と、はっきりと自覚できるたときです。

 そうなるまでに、毎日毎日の小さな事の積み上げが、必ず背景にあるのです。

 発病は、たまたま色んな要素が重なり合って、一気に噴出しただけのことなのです。

 毎日少しずつコップに水を足していて、あふれるようになってから、初めてあわてて気がつくようなものです。

 心が穏やかで平和な日々を送るには、どのような自分であれば、どのような環境を選べば、どのように選択・行動すれば、いいのか。

 病となってしまった状態は、ちょっと立ち止まり、ご自身と向き合う時です。



 自分では、ストレスや葛藤をため込んでいるつもりはない・・・このようにおっしゃる方も結構いらっしゃいます。

 特にストレスに感じることもないとおっしゃる方でも、身体が発している気を読んで、日常の事に少しふれるだけで、勝手に涙がドッとあふれ、思わず涙を落されるような方は、決して珍しくありません。

 このような事例に接するたびに、ほんとに心が痛みます。





 なんとなく心がモヤモヤとしてスッキリしない。

 朝を迎えても、一日の始まりがなんとなく喜べない。

 なんのきっかけも無いのに、なんとなく物事に意欲が持てない。

 なんとなく・・・心にも体にも充実感が感じられない・・・

 『なんとなく・・・』こんなところから始まるのですよ、病というものは。




 「一の会」の様子 → 「一の会 養生講座」

 「一の会」のご案内 →「一の会 養生講座」



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2014年09月27日

不安は大敵

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 健康産業花盛りのご時世ですが、それにしても癌をはじめとする難病は減りませんねぇ。

 医学が発展して、病気を見つけることが出来るようになったからだと主張する方もおられますが、どうなんでしょう。

 現代医学が取り組んでいる健康診断。

 これって、意外とくわせ者です。何故かっていうと、予期不安をかきたてるからです。

 健康に生きるためには、不安と恐れこそが、一番の大敵なんですから。

 もちろん、病気を治すためにも、不安は大敵で、安心がどんなことより優先されるべきです。


 ところで、そもそも健康って数値で測れるものなのでしょうか。

 日常みなさまは、ご自身の健康状態をどのようなことで測っておられますでしょう。


 日常の臨床で、基準としていることは以下のようなことです。

 1.夜はすぐに眠りに落ちてぐっすりと眠れ、朝、目が覚めて今日一日が始ることが嬉しく感じる。

 2.ご飯がおいしく、排泄がすっきりしている。

 3.物事に意欲的に取り組める。

 4.家族や周囲の人たちと平和に暮らせている。

 これらは、基本中の基本です。

人が病気になる原因といえば、心の状態と飲食の内容。そして睡眠です。

 このようなことに目を向けることなく、どのような健康法を行っても、僕は徒労に終わると思います。


 癌などというものは、持続した心の葛藤・緊張や鬱積した想念。それに飲食の誤り。これが根っこです。

 難病で受診される方から、精神的なものでこんな病気になるのですか? って、よく聞かれますけど、心の問題と身体の問題を分断して捉えるのは、西洋医学の方法論です。

 心と身体を切り離して、身体の異常だけを捉えて何とかしようとするから、東洋医学からみれば簡単な病でも、難病になってしまうのです。

 患者は、難病という診断=レッテルに対して大きな不安と絶望感に近いものを持っておられます。

 これがまた、治りにくくさせてしまうのです。

 心の状態は、顔の表情だけでなく身体の奥深くにまで影響します。

 心身一如

 今日も一日、気持ち良く生きましょう。

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2014年06月18日

飲食の大事

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  患者さんの病気が、飲食と深く関わっている時は、そこに触れなくてはならない。

  飲食は本能と結びついているので、これに触れると、患者が嫌がり足が遠のくという治療家を耳にすることがあるが、論外なことである。



 特定の飲食物をやめてもらうことは、病的状態から抜け出すには、大切なことだ。

 患者側に、受け入れる意思が全く無いのなら、これはもう不適応である。

 ただし、できなくても、意志があるなら、可能性は開かれている。

 何をどれだけ欲するかは、心の状態に大きく関係します



 紀元前に著された「黄帝内経(こうていだいけい)」という書物には、すでに『飲食の不摂生・不適切』が重要で見逃すことのできない、病因であることが記載されている。

 時代によって生活様式は様々に変化しているが、人間の『欲』に関する基本的なところは何ひとつ変わっていないことを思い知らされます。


 人類の歴史は一面、飢えに対する恐れの歴史だったという見方ができます。

 太古、人々の精神的・肉体的労力は、狩をし穀物を生産し、調理して食べることにその大半を費やしていた。

 食物に余剰ができるようになると、労働に費やす余った時間を文化形成に向けたことが、人間と動物の違いの最も大きな点である。

 芸術もまた、このような豊かさの素地の元に可能になるのである。


 このような積極的な面を持ちながらも、人間は堕落・退廃という危険性に直面することになる。

 飢えという危機に直面すると、人間はその持てる能力を遺憾なく発揮する。

 生命は、強い本能で固体を維持しようとするからだ。


 翻って現代は、飽食の時代といわれて久しい。

 この豊かさを実現する為に、どれだけの人が懸命に働いてきたことか。

 しかしその反面、生活習慣に起因する病気もまた、増加の勢いは一向に衰えない。


 「欲」の肯定・野放しと、無知。


 かつての時代は、食に対して無知でも良かった。

 自然の理に適ったものが、必要最小限しかなかったからだ。



 さらに世を挙げて健康不安を手玉にとって消費をあおり、健康のためにと、ありとあらゆるものを消費する。

 自分の身の回りをみても、見かけは普通に生活しているようでも、何らかの不調を訴えたり治療を受けている人が、あまりにも多いことに気づきませんでしょうか。

 世間でいわれている健康法や健康食品が、有効でないことが分かりそうなものですが。

 現代社会に対する、有効な処方箋は如何。

 有史以来の豊かさを享受し、健康に生きていく為に大切なものって、一体何なのでしょうか。

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2014年05月30日

健康って?(2)

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 どうでしょう、皆様。健康について少し思考して頂けましたでしょうか。

 僕が、健康の定義としているのは、以下です。

 『健康とは、健康を意識しない状態をいう。』


 「病気をするのではないか」「病気をしないために」「健康のために」・・・

などと思っていると、人生に対して腰が引けます。


 もちろん、体調が悪い時や病気になってしまうことも、時にあります。

 でも私たちは、病気をしないために生きているのではありません。


幾多の困難に直面しながらも、生きようとするその力、

「いま・ここ」に生き抜くその姿が、健康なのです。


 健康であるからこそ、時に体調不良や病気にもなるのです。

 健康と病気は対立しない。



前回も同じことを書きましたが、病気でないことが健康であるというのは、

いつも病気に脅迫されていることと同じです。

 
大切なことは、この与えられた人生を、生き切ることです。


 この点をしっかりと押さえておけば、雑多な情報に煩わされることは無くなります。


 どれだけ用心して、どれだけ気をつけていても、

時に病気になることは、避けられるものではないのです。


 なぜなら、私たちはあらゆるものに繋がっていて、あらゆるものから影響を受けるからです。

 つつしみを持って、自分でできる養生をするのは、とても大切なことではあります。

 それ以上に大切なのは、今を精一杯、切実に生きることです。


 このように書くと、まるで悟っているかのようですが、そのようなことはありません。

 時に大きく体調を崩したり、迷うこともあります。

 苦悩で、眠れない日もあります。


 でもまた、元の道に帰ってくることができる。

そう確信して、自分の心身に起きること、自分の身の回りに起きることを受け入れ、生きている。

だた、それだけのことです。

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2014年05月29日

健康って?(1)

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 巷には、たくさんの健康法や健康に良いというもので、本当にあちこちであふれかえっています。


 世は、健康産業最盛期とも言えるでしょう。


 経済効果を考えると、喜ばしいことなのでしょうけれど、ちょっと立ち止まって考えてみてください。


  何の努力もせず、これさえ服用すれば・これさえやれば・これを使えば健康になるというものなんて、


本当にあるのかどうか。


  そのようなものが存在するのならば、国民医療費負担はとっくに軽減され、


世のなかの犯罪も減って、みんなもっと生き生きしているはずではありませんか。


健康を謳ってモノを売ることが目的である場合、まず『健康という幻想』を抱かせイメージさせます。


  実現するはずの無いものを、あたかも実現できるかのように謳って、


「モノ」やこうすれば良いという「How To」を売ります。


僕の感覚では、合法的詐欺に映ります。


このような詐欺に等しい健康産業に引っかからないためには、


押さえておくべき点があります。


『健康とはどのような状態なのか』


ご自身の中で、はっきりと明確にしてください。



  もし、病気でない状態、検査で異常が見つからない状態が健康というお考えでしたら、

健康のために生きるのを余儀なくされます。


生きることの目的が、病気をしないことになってしまいます。


病気でないことは、健康のひとつの条件程度でしかないのです。


人の人生って、そんな消極的なものではありません。


もっともっとダイナミックな可能性を秘めています。


 この際、よくよくお考え頂けたらと願っております。

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2013年01月18日

異常が異常でなくなる

 先日、学校の授業で話したことなのですが、異常を訴える人の数が増えると、異常が異常で無くなることの不思議さと怖さについて話しました。

 自分の心身に異常が起きても、周囲にそのような人がたくさんいるとそんなにおかしなこととは感じない=危機感を持ちにくくなってしまってしまうんですね。

 そのひとつに生理痛が挙げられます。

 生理痛は、本来無いのが正常です。ところが生理痛を訴える女性が増えて、生理休暇などのように社会的に認知されてしまうと、生理痛はあって当たり前という感覚になります。

 これって、実は怖いことなのです。

 そもそも生理痛とは、何らかの原因によって生殖器の気血の流れが阻まれることによって起きます。
 それをそのままにしておくと、いずれ生殖器の病気になることが多いのです。成人女性の4人に1人が、何らかの生殖器の疾患にかかってしまうのも、東洋医学をやってる側から見ると、無理もない話です。

 生理痛の主な原因には、服装や飲食などによる冷えや精神情緒の鬱滞などが挙げられます。

 生理痛に限らず、病気は生活の中から生じてきます。その誤りにちゃんと気づいて、改善することで解決するという意識を持っていると、生理痛だけじゃなくって病気そのものにもかかりにくくなります。

 症状や苦痛を改善するのも大切なことです。それよりももっと大切なことは、今自分の身体に起きていることの理由をちゃんと自覚することです。

 早い人だと来月くらいから始まる花粉症も同じです。

 皆さん、花粉のせいにしていると、この病気は治らないですよ。

 近いうちに花粉症について書きます。
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2011年09月20日

健康という幻想

 健康の条件は、「心にわだかまり」を持たないこと。そして「過不足のない食事、睡眠、適度な運動」です。

 では、その健康な状態というのはどういった状態なのでしょうか。


 世界保健機関(WHO)憲章の前文に定義されています。

 みなさま、おそらく高等学校の保健・体育で習ってると思うので記憶されてる方も多いと思います。


 さて、定義されている健康とは

「身体的・精神的・社会的に完全に良好な状態であり、たんに病気あるいは虚弱でないことではない」

 この定義の優れているなと思うことは、検査をして異常が見つからないからといって健康とは言えないよ、と謳っている点です。

 もう一点、社会的に良好な状態を謳ってることです。

 社会的に良好な状態とは、個人を取り巻く環境や人と人との関わりすべてが好い状態であることを意味します。

 つまり東洋医学の理念でもある、関係性について言及しているのです。


 個人的な肉体と精神、そしてその個人を取り巻くすべての関係性が個人の健康状態に現れると言っているのですね。

 と、いうことは自分一人だけ健康でいるってことは、できないということでもあります。


 どのようなものを食べると健康になるのか、どういったことをすれば健康になれるのかということは、大切なことですが枝葉末節のことでもあります。


 僕が医療の世界に入ったばかりのころ、師匠からよく言われていたことがあります。

 『金澤君、病ばかり見ていてはいかんよ。病を見る前にその「人」を観なさい。人を観る前にその人の「周囲」を観なさい。』と。



台風の影響で朝からどんよりとした雨模様。

晴れたり曇ったり、嵐が吹き荒れてもまたカラリと気持ちのよい日がやってきます。



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いつも前向き、いつも元気なんてことありえないですよ。

時に落ち込んだり、悩んだり・・・

それでも生きてることに喜びを感じる時があれば、それでいいじゃないですか。



 台風が接近してるようですね。紀伊半島の方々は不安な毎日をおくっておられることでしょう。惨事にならないことを願うのみです。
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