2012年01月21日

軸を失う怖さ

 行事と共に儀礼。イニシエーションの持つ意味が今頃重要に思えるようになってきた。

 出産祝いから始まってお葬式に至るまでの間に、さまざまな行事と儀礼を通過する。

 それらは、人生の節目節目に設定されていて脱皮するかのように、その時期にふさわしい意識と振る舞いを自然と呼び起こす。

 残念なことに形骸化してしまってるものも多い。

 かつて元服式であった成人式もしかり。

 伝統文化の衰退が、これら通過儀礼を形骸化してしまってるのではないか。


 海外青年協力隊に参加している知人の話。

 それぞれの国の食卓は、その国の伝統食を日常食べていて、外食する時だけ好みによって他の国のものを食べるんだと。

 帰国して改めて意識したことは、日本は本当に無国籍な食卓。

 
 伝統文化は時代のながれによって次第に変貌していくものだが、軸を失う怖さをもっと意識する必要があると思う。

 このような点において、僕は物分かりの良い、寛容な大人でありたくないね。

 これは柔軟さではなく、軟弱なだけ。
posted by いおり at 07:45| Comment(0) | TrackBack(0) | 日々の風景
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