2015年03月05日

この時期のアレルギー疾患

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 梅の花も咲き始め、まだ寒く感じても着々と春の訪れを感じる今日この頃です。

 春は冬の厳しい寒さに耐え、花や新緑が視界に増えてくるからか、なにもなくても自然とこころがうれしくなります。

 しかし、アレルギー症状をお持ちの方は、憂鬱な時期でもありますね。


 アレルギーは、外界の物質に自己免疫機能が過剰に反応することによって引き起こされると信じられています。

 確かに、現象はそうなのですが、本当にそれが根本原因なのでしょうか。



 アレルギー疾患に対しては、東洋医学的にも専門用語を用いて様々なことが言われています。

 でもそのメカニズムは、そんなに複雑で難しいものではないのです。



 体温は平常でも、顔の赤い方っていらっしゃいますでしょう。

 普通に、陽気が盛んで熱に傾いているのだなと分かります。

 熱に傾いているとどうなるでしょうか?


 そう、敏感になるのです。

 反対に、冷えていると鈍感になります。



 外の異物に過剰に反応するのは、身体に何らかの熱があるからなのです。

 甘い物、お酒、にんにく、ニラ、香辛料、感情の鬱積、心のイライラなどは、体内に熱を生じます。


 冬の間に身体奥深くに閉じ込められていた熱が、春の陽気とともに身体表面、上半身へと昇って解放しようとしている姿が、この時期のアレルギー疾患です。


 エビ、カニなどのアレルギーで、呼吸困難を来たしておられた方も、甘い物を止め、ご自身の鬱積した感情や、誰にも言えず閉じ込めていた自分の中の秘密が整理され秘密でなくなると、きれいさっぱりアレルギーは治まり、再発もしなくなった例があります。


 アレルギーは、免疫機能の異常、という捉え方をしていますと、出口が無くなりますよ。


 一生、服薬を続けなくてはなりません。


 ご自分の身体は、その本当の原因が自分の生活の中に、自分の心の中にあるのだと気が付きさえすれば、自然に、必ず治るものなのです。

 人間は、そのようにできているのです。




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posted by いおり at 11:41| Comment(0) | TrackBack(0) | 病気・症状

2015年03月14日

責任の所在

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 自分自身の心の中に、感情や思いが鬱積している事を自覚できない人が以外と多い事を以前に書きました。

 では、感情や思いが鬱積していることを自覚できているのだけれど、どうすればいいのか分からないとおっしゃる方。

 対処療法的には、思いっ切り楽しいことや遊びに行くなどして、開放的な気分になることです。

 お酒で発散されてる方もいらっしゃいます。

 ところが現実の生活や職場に帰ると、あっという間に元に戻ってしまう・・・

 ストレス発散!なんてやっていても、心のゴミは、次から次へと溜まっていく・・・


 いくら発散したからと言って、現実は何も変わらない。

 その場限りの、対処療法でしかないからですね。そうやっているうち、いつの間にか身体は傷んでしまう・・・なんか一時的な鎮痛剤やステロイド剤のようですね。


 現実的な家庭や職場が悪いのか、それとも自分の心の鏡がおかしいのか。

 大抵の方は、鬱積した自分の不快な状況を相手や外の場のせいにしたがります。


 おまえはいつも、俺の感情を逆なでにする・・・etc

 相手によって不快になる、他人や周囲の状況で自分の心の快・不快が左右される。自分の弱さを露呈してる人、ゴロゴロいらっしゃいます。


 人を自分の都合に合わせて動かそうとしたり、相手を変えようとするには、相当なエネルギーを費やさなければなりません。

 しかも、徒労に終わる場合が多い。

 さらに場というものは、多くの人の関係性の上に成り立っているものですから、そうそう簡単に、すぐには変える事ができないことが多いものです。


 すぐに気がつき、変える事ができるのは、自分の受け止め方、考え方、凝り固まった信念に自分自身で光を当てることです。

 誰しもが仕事に対しては、経済的なことと同じくらい、実はやりがいを求めています。

 やりがいや生きがいを感じていると、目の前の困難さは、やりがい度・充実度を向上させ、人を生き生きさせます。


 ちなみに、やりがいや生きがいは、与えてもらうのではありません。

 自分の感覚で、みつけるものです。



 今ここに、恋人と出会ったばかりのAさんと、恋人と別れたばかりのBさんが、同じ晴れ渡った青空を見上げていたとします。

 Aさんは、広がる青空にウキウキとした喜びと希望を感じます。

 Bさんは、広がる青空に沈んだ気持ちで絶望と孤独を感じます。

 もうお分かりのように、その時の自分の心の状態によって同じ空を眺めていても、青空が全く異なって映ります。

 雨が降ると、恵みの雨に感じる人もいれば、せっかくの予定が台無しと、恨めしく思う人もいるわけです。

 人はそれぞれ自分を中心に、それぞれ異なる立場で人は、ものを見て考え行動します。


 ある人はどんどん生き生きとし、反対に落ち込み、くすんでいく人がいるのは、世の中が悪いわけでも不運であるからでもありません。

 自分が、今目の前に起きている現実をどのように捉えるか、そして捉えているのか。この1点だけです。

 目の前の現実は、中立。それをどのように心の鏡に写すのかは、完全に個人の自由です。


 確かに、劣悪な場というものも存在するでしょう。自分にそうだと確信が持てるならば、思い切って相手や場を変えれば好いのです。

 体調を崩しそうなくらい寒いと感じたなら、暖かい部屋に移動するように。



 孤独になることや経済的に不安?

 予期不安で、生き難くしていませんか?



 前にも進めず、退くこともできず、さりとて今の状態も受け入れられない・・・

 身動きとれなくなってしまってる状況に、なにか都合の好い理由をくっつけていませんか?



 病弱であると言うことも、その理由に良く使われます。

 自分がいま病気であることが、とても都合好い人がたくさんいます。

 それに群がり留まることに、手を貸す医療産業。

 時に、医療にかかる場合もあるでしょう。それが悪だとは申しません。

 ただ、自分の身体に対する責任を放棄しないことです。

 現代医療は、病の本当の原因を教えてはくれません。

 外からやってくるウイルスやアレルゲンによって発病する?

 被害者に、ならないことです。

 循環器機能や免疫機能の不全によって発病する?

 自分の毎日の生活や環境と切り離して、まるで機械の故障のように自分を見ないことです。




 現代は、格差社会といわれていますが、なにも今に始まったことではありません。

 江戸時代の武士と農民の格差なんて、現代の比ではありません。昭和の財閥と庶民も同様です。

 戦後、1億総中流化と言われた格差是正の時代を経て、今後は反対にあらゆる分野で格差は、広がると予測されます。


 目には見えない、人とは比較できない心の在り様、身体の健康状態も含めてです。

 なぜなら、選択の自由は広がっているにもかかわらず、目の前の現象の背景にある本質を観ることのできる人が少数だからです。



 自分の心と体に起きている症状や現象の背景になにがあるのか。


 自分に起きている事の、責任の所在をどこに求めるのか。


 これを観ようとする人と、そうでない人との健康状態の隔たりは、確実に広がっていくでしょう。

 みなさま、病気は事故のように、ある日突然、偶然に起きるものではないのですよ。


 先ずは、心穏やかに飮食を正し、夜は気を休めてぐっすり眠り、朝は一日の始まりを嬉しく感じる・・・


 このような生活を、養生と言うのです。




 ※『一の会 養生講座』の今後の予定。

   筆者金澤による『呼吸瞑想会』−4月11日・5月9日・6月13日
   永松周二先生による『気を意識した体の使い方』−3月28日・4月25日・5月23日・6月27日
   に開催いたします。ご興味を持たれた方は、いおり鍼灸院までお問い合わせください。



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posted by いおり at 07:25| Comment(0) | TrackBack(0) | 健康とは

2015年03月21日

花粉症のあれこれ

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治療所近くの、街路樹 モクレン





本日3月21日土曜、モクレンの花が暖かな春の陽気のもと、もうすでにあでやかに咲いていますね。


天気予報に、花粉の飛散状況なども報道され、いよいよ本格的な花粉症シーズン到来と言ったところでしょうか。


当院にも花粉症でお見えになる方がいらっしゃいますが、治療を受けて頂くと、皆様一時的に良くなられます。


そして花粉症の真の原因となる、メンタルなこと、さらには飲食の指導を行っているのですが、それにもかかわらず、大抵の方が再発しておみえになられます。


説明して頭では理解できても、いまひとつ因果関係の実感が無いからだと考えています。


皆様に共通していること。


それは、花粉が原因で起きているという認識です。



これが根強い観念となって、浸み込んでいるのだなぁと、いつも考えさせられます。


無理もない。世を挙げて、原因が人体の外にあるとの観念を、毎日植え付けているのですから。


スギ花粉飛散状況の報道など、その最たるものです。



この観念こそが、この病を困難にしている1番の原因です。


再発して来院されるまでのメンタルの状況と、口にした飲食物をたどっていくと、自分が行ったことと自分の身に起きていることの因果関係がはっきりとします。


このように、毎日何気なく口にしているものや心の状態と、花粉症状とが実感として結びつくと、まずほとんど再発することは無くなります。



病の原因が外にあるならば、抗アレルギー剤の服用、マスクや外出を控えるなどの対策を延々と続けなくてはなりません。


病の原因が内にあるならば、生活を改めることで花粉を気にせず生きて行くことができます。


その反面、メンタルを含めた生活全般における摂生が必要になります。



病もつらいが、摂生もつらい・・・


自分の身に起きていることの責任を、自分でとれるようになりましょう。


それが真の自立した、大人というものです。



皆様、あまりマスコミの報道は、信用しない方がよろしいですよ。


健康情報に関しては、特にです。


心を穏やかに、飲食に節度を持ち、夜はぐっすりと寝て気持ち良く排泄する。


これらをおろそかにして、どこに健康の秘訣があるのでしょうか。





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posted by いおり at 09:14| Comment(2) | TrackBack(0) | 診察室の窓
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