2015年01月16日

体は心の鏡

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 成人式も終わり、お正月も、もうすでに遠いできごと・・・

 そのように感じておられる方、多いのではないでしょうか。


 これからの季節、年末年始の過ごし方が、陰に陽に現れてきます。

 特に飮食の不摂生が心身ともに現れてきます。


 心の状態が身体に現れることは、ストレス学説が周知となった今では、ある程度皆様ご承知だと思います。

 ところが、身体から心にもまた影響することは、以外と知られていません。

 たとえば美味しいものを食べて満足している時に目に映る世界と、食べ過ぎて体調を壊してしまった時に目に映る世界とは、まるで違ったように映りませんでしょうか。


 なんとなく体がだるい、重いと感じている状態。

 排便がすっきりとせず、なんとなく不快な状態。

 このような時、心の状態も、実はなんとなくスッキリしません。


 このようなスッキリしない心の状態では、目に映る世界もまたなんとなくスッキリとせず、不快にかんじるものです。

 たとえば普段だと、あまり気にせず流せる言葉が耳について引っかかったり、普段なら気持ちよく行える家事や仕事がとてもストレスに感じたりするのです。


 このような状態で生活していると、知らず知らず周囲との調和が乱れ、トラブルも多くなります。

 そうなると今度は心が身体に、身体が心にと、悪循環を生じて病となってしまうこともあります。


 赤ん坊や幼児は、体調が悪くなると機嫌が悪くなります。

 周囲の大人が適切に対応できれば問題ないのですが、チョコやお菓子を止めればすむ事を、小言やしつけようとするなど、対応を誤ると悪循環を起こし様々な病態を生じてしまいます。



 心が先か、体が先か・・・

 ニワトリと卵ですね。

 心は目に見えませんし、計量することもできません。

 飮食物は、目に見えますし自分で計量することができます。

 飮食の節制、とても大切なことです。





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posted by いおり at 06:03| Comment(0) | TrackBack(0) | 診察室の窓

2015年01月23日

目のつけどころ


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 最近もうすでに、目の痒みを伴った方に、チラホラ遭遇します。


 もう、花粉症かしら?


 今年は、花粉の飛散が例年の4倍くらいと報道されているので、花粉症の発症は覚悟してます・・・




 花粉症の原因が、花粉であるとの認識はすっかり定着したようですね。


 例年、筆者は同じことを書いているのですが、今年もまた同じことを書きます。



 自分の身体に起きていることの原因を、外に求めるのか、内に求めるのか。


 これによって、大げさですが人生が変わります。



 外に求めるのでしたら、マスクなどでガードしながら、花粉に暴露されない対策を講じて、その場の症状を抑えるために服薬するといった対応が一般的なのではないでしょうか。


 自分の身に起きた事の原因を外に求めるのなら、このような対策は、今後も続けなくてはならないですね。



 ネットで調べてみると、この対策にかかる費用は、国民全体ではマスクや空気清浄機などのグッズの売り上げに伴う経済効果は約1,000億円。


医療経済面から見るとスギ花粉症に関わる1年間の医療直接費の総額は1,172億円、合計ざっと2000億円。


経済効果、抜群です。


 しかも治らないだけでなく、花粉症患者は、増加の一途。



 社会的なことはさておき、つらい花粉症を何とかしたいですよね。


 粘膜に起きている抗原抗体反応のメカニズムを解明することは、大切なことです。


 ただ忘れてならないのは、人間が存在している関係性から切り離して科学しているということです。


 逆にいえば、この複雑な関係性の結果を、関係性から切り離さずには科学できないと言うことです。



 その人の心の状態や信念がどのようなものであって、どのような飲食物を摂っていて、どのような仕事をしていて家族との関係はどうなのかなどなど・・・


 花粉症に限らず、病の原因はこのような関係性の中にあるのです。


 これが東洋医学の視点です。


 かといって、経絡の流れが悪いとか、気血のバランスが悪い、冷えが悪いとかなど、そんなものは東洋医学の中でも、枝葉の枝葉です。


今からでも遅くありません。


 2月4日の立春を過ぎると、自然界の気の流れが上方向に変わります。


しっかりと日常生活を振り返り、本来の生活を確認することが必要です。



ヒントは、こちらに書いております。


       


自分で治せますよ、「花粉症」




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posted by いおり at 16:51| Comment(0) | TrackBack(0) | 診察室の窓

2015年01月29日

固定されるということ

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  今回は先日行いました『一の会 東洋医学講座』で、専門家向けに講義した内容の一部をお伝えしようと思います。


 たとえば、腹痛が起きてめまいや吐き気がしたとします。


 その症状が起きるまでに、職場や家庭でトラブルがあり、なんとなくお酒の量が増えていたり過食気味であったりしていたとします。


 そこで医療機関を受診して、「急性胃腸炎」という診断と病名がつけられて薬を処方され、症状が治まってしまうと、そこでその人の人生は固定されてしまいます。

 何に固定されてしまうかと言いますと、問題解決の視点が、職場や家庭でのトラブルの解決ではなしに、身体の症状の問題に固定されてしまうのです。

 少し大げさのように思われるかもしれませんが、このような小さなことが積み重なって人生を生き難くし、また解決の方向さえ見えなくなるのです。

 これは、不眠でも癌でも喘息でもアトピーでも花粉症でも高血圧症でも・・・同じです。

 病名がつけられることで、問題の視点がそがれ、身体に固定されてしまうのです。

 これは、東洋医学でも同じで、身体に起きている事を、気血のアンバランスとか冷えが悪いとか、身体に起きている症状だけを診て治療を行うのは、病院で診断治療を受けることと、なんら変わりありません。

 これでは繰り返し再発するか、姿を変えてまた別の病名がつくようになるかもしれません。

 現代病が増える事はあっても、減ることのない構造の一端です

 現代医療は医療経済と結びついて、消費を促します。

 我々東洋医学の担い手は、このような構造的傾向に手を貸してはなりません。

 服薬・治療をきちんと継続すれば、普通に日常生活を送れますとうたってはいますが、治ると明記していない病のなんと多いことでしょう。

 反対に、きちんと服薬・治療を受けないと、このように悪化しますと、半ば脅しのような記載もみられます。

 病の原因と解決は、毎日の生活の中にあります。

 その本当の原因と解決のヒントとサポートができる、医療人こそこれから必要とされるのだと、筆者は考えています。


 生きているのは「わたし」

 良くするのも、悪くするのも「わたし」

 病になるのも、ならないのも「わたし」次第なんですよ。




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posted by いおり at 15:39| Comment(0) | TrackBack(0) | 病気・症状
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