2014年10月06日

意識の在り様

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 台風が近づきつつあった昨日5日、京都坊主バーで行われました「ヨガと東洋医学」に行って参りました。

 そもそも、僕が長野女史にヨガを教えてもらいたいということでスタートしたのですが、気持ち良い時間を過ごすことができました。

 みなさん、ご自身の手を、足の指をマジマジと見つめて見られたことが、ありますでしょうか。

 足の指を見つめて感じて、そして動かしてみる。

 たったこれだけのことが、身体にとっては大きな喜び。

 当たり前になっていることが、実は不思議と言えば不思議。

 そんな感覚になってると、自然と感謝と喜びの気持ちが湧いてくるものです。


 一個人として目立つことなくコツコツと社会生活を送っていて、ある日突然自分に光が当たってその役割を認められ、感謝されると嬉しくないでしょうか。

 自分と向き合うことって、そんなに大そうなことではなく、ほんの少し意識を向けてあげるだけで良いのです。

 ここ数回のヨガで、学んだこと。

 次回は11月16日(日)の午後1時から京都坊主バーで。


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2014年10月23日

根を探す視点

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 自分は、自分以外のもので出来ている。

 これは、歴然とした事実です。

 自分ではない、父母の両精が合することで自分が生じ、自分以外の空気を吸い、自分以外の飲食物を取り入れて自分が出来上がって来る。

 生まれ落ちたところの、自分以外の人々の言語を自分の言葉とし、生まれ落ちた文化の観念を自分の観念とする。

 自分の考えと言っても、所詮は自分以外の言語と観念の中でものを考えているにすぎない。

 このように自分は、自分以外のものの、寄せ集めにすぎないのである。


 では寄せ集めている、その中心になっているのは、何なのか。


 自分の身体に、自分の心に起きることの根がどこにあるのか。


 我々東洋医学の病者を観るときの視点です。


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2014年10月27日

自分の軸

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 『自分は、自分以外のもので出来ている。』

 このことを念頭に置いてください。


 自分の心と身体の状態は、自分以外のものに左右される。このような一面を持っています。

 自分が目にし、触れるものによって心身は瞬時に動きます。

 暑いところでは毛穴を開いて陽気を発すべく汗を出し、寒冷のところでは毛穴を閉じて陽気を保持する。

 美味しいと感じれば自然と唾液が湧いてき、不快なものに触れると吐き気がします。

 美しい自然の風景に触れると清々しいと感じ、悲惨な自然災害の風景に触れると不安感が湧いてくる。

 これらは、好むと好まざるとにかかわらず、オートマチックに動きます。


 自分の心身に現れる状態は、自分を取り巻く周囲のすべてが現れます。

 病も、同じ。


 自分の身体には、自分以外のすべてが反映されますが、軸は自分。

 軸はどこにあるのでしょう。

 自転車に乗っているとき、周囲の状況に応じて、左右に揺れながらもハンドルを握っている自分。

 自分の軸は、自分で確認するしかありません。

 その自分の軸を見失ったとき、転倒し不安と恐怖が生まれます。


 病からの回復は、この軸・中心を確かなものとして自分の中に再確認する過程ともいえます。

 医療者は、その案内人。

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2014年10月28日

魂の存在感



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 前々回、「根を探す視点」で書いた「寄せ集めている、その中心になっているのは、何なのか。」

  そして前回、左右に揺れながらも進んで行くことができるのも、軸があるからだ、と書きました。


 それらの軸・中心を、魂とも称します。


 意識と無意識。

 心理学では、別々のものと捉えて分析を加える。


 そうではなく、「いまここ」の自分がすべて。


 分けて捉えようとするから、反って分からなくなるのだ。


 無意識は、意識に反映される。

 無意識は、何層にもなっていると心理学では解析しています。


 なにも難しい解析を加えなくとも、少し自分と向き合えば、矛盾する自分がいたり、自分の深い想いに気づく経験を通じて、自覚できることです。

 自覚できない方は1日の内、少しの時間を割いて、呼吸に意識を向けながら毎日瞑想するのが一番の近道。


 呼吸瞑想のご案内 → 「一の会 養生講座」 



 無意識の奥で存在している魂。


 魂には生まれる以前から、そして生まれてこの方の経験のすべてが蓄積されています。


 魂と意識の間に、感情の鬱積や観念などが入り込んで魂を見失ったとき、自分の中心を、軸を見失うのです。


 自分の心に起きていること。

 自分の身体に起きていること。


 受け入れがたく、苦痛に感じるのは、まさに自分の魂と隔たっている苦痛でもあるわけです。



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